エディンバラでのスコッチウイスキーのテイスティングにお勧め、『Amber Restaurant & Whisky Bar』

エディンバラへ旅行に行った時、スコッチウイスキーを試そうとテイスティングの出来る場所を探すと多分上位にヒットするであろうのが、「The Scotch Whisky Experience」という旅行者向けのスコッチウィスキー紹介施設。

エディンバラ城の近くでアクセスもいいですし、人気のアトラクションです。
今回の旅行で「時間かけてツアーする程じゃないけどテイスティングだけしたいな」と思っていた所、
ツアーに参加しなくてもバーには入れるよと言われたので行ってみました。

結果的にとても満足！
ツアーはそれ程興味ないって方もばっちり楽しめます。
エディンバラ城に行った際などについでに行ってみて下さいね。

お店情報

ズラリと並ぶボトル。もっとあります。

所在地：

354 Castlehill, The Royal Mile, Edinburgh, EH1 2NE (Googleマップ)
(The Scotch Wisky Experience 内、階段を降りた場所にあります。)

営業時間：

• 日～木：　12:00開店、ラストオーダー19:30
• 金土：　12:00開店、ラストオーダー21:00

最寄り駅：　Waverley

オフィシャルサイトはこちら。

テイスティングの様子

こんな風に船のようなお盆に乗ってきます。紙はウィスキーの銘柄のメモ。

４種類の銘柄を選んだら、左の写真のようにウィスキーのグラスと水・スポイトが出てきます。

まずはそのまま味わい、その後スポイトでほんの少しずつ水を足して味の変化を楽しみます。

紙に書かれた銘柄メモに番号が振ってあり、基本的に味の弱い順から飲めるように配慮されています。

今回は私のオーダー（繊細）→夫のオーダー（スモーキー）の順になっていました。

チーズプレート。チーズはスコットランド産。

そしてウィスキーと一緒にチーズプレートも頼みました。

チェダー、ブリー、ブラックペッパーをまぶしたクリームにブルー。

特にチェダーチーズとウィスキーの相性が良くて美味しかったです。

あとブドウが地味に美味しかった…！

お勧めポイント：バーテンさん

バーの様子。この先に写っているバーテンさんに助けてもらいました。

紙にプリントされたオススメのテイスティングの組み合わせリストも渡されるんですが、バーテンさんに話しかけてみるのを強くお勧めします！！

実は私まだウィスキー超初心者で、最近友人に勧められたサントリー響の21年を飲んで初めて「ウイスキーって美味しいかも」と思えたんです。（無印の響は微妙）

でもまだ大抵のウイスキーは美味しいと思えず、今回のテイスティングもあまり楽しめないかなぁと少し不安でした。

最初バー席が埋まっていたのでテーブル席に通されたのですが、何を頼んでいいか分からずバーテンさんの所まで歩いて行って状況を説明すると、凄く親切に的確にオススメを選んで下さいました！

私は前述の通り「響21年飲んで初めてウィスキー美味しいと思ったんだけどそんな私にお勧めありますか」、夫は「以前勧められたこのブランドのこのボトルを試してみたい、あとは似た感じのお勧めをもう一つ」という感じのオーダーでしたがバーテンさんは迷う事もなくそれぞれ２銘柄選び、合計４つのカスタムテイスティングの完成。

夫用のも含めて、私でも４種全部美味しく楽しめてびっくりでした！プロさすが。

色々説明してくれるバーテンさんが本当に詳しくてちょっと感動したので、良く分からないって方は是非是非、頼ってみて下さいね！

おまけ：ウィスキー豆知識

ちなみに、どこのウィスキーかでスぺリングが変わるのご存知でしょうか。
アメリカとアイルランドのウィスキーは”Whiskey”、
スコットランドは”Whisky”となります。

諸説ありますが、アイルランドとスコットランドのそれぞれの言葉でのウィスキーを英語に訳した時にこうなったようで、
アメリカにウィスキーが渡った当時はアイルランドのウィスキーが主流だったのでアメリカもアイルランドのスペリングに準じたようです。

ちなみに日本のウィスキーはスコッチウィスキーを参考にして作られたそうで、スペリングも”Whisky”としているようです。
英国の植民地だったカナダも同じく e 抜きらしいです。
同じ北アメリカでもスペリングが違うのは面白いですよね。

この話題には関係ないんですけど、カナダ人と結婚して「カナダってアメリカと同じって思ってたけど（←失礼）意外と違うんだな」と思う事が結構沢山あって、よく「へぇ～」ってなります。