慣れれば便利!ビーツの調理法と冷凍保存
日本ではあまり馴染みのなかったビーツ(beets)ですが、アメリカ時代にすっかりファンとなり、イギリスでも良く見かけるのでたまに家でも食べています。
根菜なので生のままなら日持ちはするんですが、
一番好きな食べ方であるローストに時間がかかるのでまとめて作ってしまいたいなと思い保存方法を調べてみると、普通に冷凍出来るようなのでやってみました。
一度冷凍ビーツを作ってしまえばサラダなどに簡単に使えますよ。
ビーツって?
海外在住の方や健康志向の方はご存知だと思いますが念のため。
見た目は真っ赤なかぶ、味はほんのり甘く癖もない
初めてビーツを知ったきっかけは、ルームメイトが調理した後の台所でした。
鍋と流しが真っ赤で「?!?!?」とかなり驚き、どうしたの?!と聞くと「ビーツよ」と。
あれは知らずに見るとかなりショッキングな光景です…。笑
その後サラダなどによく使われているのが目につくようになり、美味しいし栄養もあるし、今ではレストランにビーツのサラダがあると高確率でオーダーする位大好きです。
ちなみに赤が主流ですが黄色いのもたまに見ます。
味は癖のない人参?と言う感じでほんのり甘く、とても食べやすいです。ちょっと土っぽい風味がある時も。
学校で習った砂糖の原料、「甜菜(サトウダイコン)」の仲間だそうです。
栄養たっぷり
「飲む輸血」という表現が良く使われますが、血のような赤さにかけてるんでしょって思ったら本当に栄養たっぷりで、まとめるのがめんどくさい位…笑
というわけでWikipediaのページを置いておきます。
他にも「ビーツ 栄養」で検索するとこれでもか!って位色々出て来るので気になる人は読んでみて下さいね。
選び方
ビーツは小さい物から巨大なものまでありますが、小さめの若いビーツの方がクセがなく食べやすいようです。
あとはごつごつしているものよりは表面が滑らかな物。
簡単で美味しい調理法
調理法は主に茹でる・蒸す・ローストするが主流ですが、私はローストが鍋なども汚さず一番手軽だし栄養も逃さないのでお気に入りです。
皮をむいてカットして味付けもしてからローストする調理方法もあるんですが、丸ごとローストして後から皮をむいた方が簡単だしほくほくで美味しいです。
丸ごとローストの手順
- オーブンを200℃に予熱する
- 洗って水気を拭いたビーツをアルミホイルで包む(個別でもいいし、何個かまとめてもOK)
- 天板において、予熱したオーブンで40分~1時間程ロースト
- 竹串がスッと通るようになったらオーブンから取り出し、触れる位まで冷ましておく
- キッチンペーパーなどを使って(摩擦を使います)皮を擦るように撫でると綺麗にペロッと剥けるはず。(手が真っ赤になるので気になる人は手袋着用)
- あとは好きな大きさに切って、料理に使うなり冷凍するなり
個数や大きさ、オーブンによって若干時間が変わります。竹串が中心までスッと入るようになるのが目安。
多少加熱し過ぎてもそこまで味に影響はないので気楽にやって大丈夫です!
ちなみに、たまにホイルからビーツの赤い汁が出てきてしまう事があるので、天板を汚したくない人は耐熱皿(予熱時にも入れておいてくださいね)を使うのもアリだと思います。
私は面倒なので天板にもアルミホイルを敷いちゃいます。
鉄板サラダ
ローストしたビーツを使えば簡単に美味しいサラダが作れます。
基本はロケットやサラダほうれん草などの濃い緑の葉っぱと、チーズを合わせる事(ゴートチーズが特に美味しいです)。
ドレッシングはシンプルにオリーブオイル+バルサミコ酢もしくはレモン汁+塩コショウをかけるだけでも十分だし、オレンジやはちみつなどを混ぜた甘酸っぱいドレッシングもよく合います。
生のオレンジやドライクランベリー、ローストしたクルミなどのトッピングもオススメ。
私は試してないですがアボカドとグレープフルーツを合わせたものも美味しそうでした。
癖がない分結構なんでも合うので色々試してみて下さいね!
冷凍する時のポイント
生はダメ
生だと食感が酷くなるのでNGだそうです。
一度調理した物であれば、食感や味などもさほど変わらないので解凍後もサラダに出来るそう。これは助かる。
カットでも丸ごとでも、ジップロックにIN
スライスでもくし切りでも丸ごとでも、好きなように切ってジップロックに入れ、可能な限り空気を抜いて冷凍する事で冷凍焼けを防ぎます。
ただ丸ごと冷凍は小ぶりのビーツに限っておいた方が良さそう?
解凍は冷蔵庫で一晩
前日に冷蔵庫に移しておくのが簡単ですね。
冷凍保存は6か月程OK
長持ち!
うちでもまとめて冷凍しておきたいと思います。(^^)/
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