ルバーブジャムが美味しい!ドーチェスターのアフタヌーンティー。

夫の友人がロンドンを訪ねて来たので急遽アフタヌーンティーをしようという事になり、
丁度Dorchesterホテルのアフタヌーンティーが予約可能だったので行ってみました。

※下記の情報はすべて2017年9月現在のものです。

アフタヌーンティーの様子

サンドイッチ

三人前。お腹の容量に自信のある方はおかわり出来ますよ。

このアフタヌーンティーの前評判として、サンドイッチが凄く美味しいらしいと聞いていました。

でも正直そこまで…?期待し過ぎた…?

確かにパンはふわっふわでとっても美味しかったんですが、
中身がイマイチ。
折角の美味しいパンが活かしきれていないなと思いました。

特に私の大好きな卵サンドがなんだか抜けた感じだったのが残念。

夫と友人はバジル風味のパンで挟んだチキンのサンドが一番美味しかったそうですが、チキンがぱさぱさだよねって意見は全員一致。笑

私はハムマスタードが結構好きでした。

スコーン

クロテッドクリーム、ルバーブジャム、イチゴジャム。このイチゴジャムはスコーンから垂れるので大変でした笑

 

今回のアフタヌーンティーで一番わくわくしたのがこちらのジャム。

この1年半で結構あちこちのアフタヌーンティーへ行っているんですが、大抵はクロテッドクリームとイチゴジャム、他に出す場合はラズベリージャムかレモンカードです。

でも今回登場したのはルバーブ!アフタヌーンティーでは初めて見た!

程よい酸味がとても美味しくて、普段は「やっぱりクロテッドクリームとイチゴジャムが一番合うよね」な私達が、今回ばかりはルバーブの方をよく食べました。

このゆるゆるなイチゴジャムもとっても美味しかったんですが、それ以上にルバーブ(+クロテッドクリーム)が美味しすぎて。

是非試して欲しいです。

フルーツはブラックカラント

スコーン自体は特に可もなく不可もなく。

プレーンスコーンはちょっと食感が膨らみ不足な感じで残念でしたが、

暖かい状態でサーブしてくれるので欠点がカバーされていました。

私は後のケーキの為にフルーツ入りの方は食べなかったのですが、夫曰くフルーツ入りの方は潰れた感じがなかったそうです。

たまたま上手く焼けてないプレーンスコーンが当たってしまったのかも知れませんね。

 

ペイストリーズ

バラから出てるのは飴のリボン。私のバッテンバーグケーキへの気持ちが撮り方に…笑

 

ケーキ類は特に驚く感じもないですが普通に美味しかったです。

私の行った時は

  • バッテンバーグケーキ(チョコに隠れてしまっている市松模様のケーキ)
  • チョコレートヘーゼルナッツムース
  • ベリーのムースとメレンゲのタルト
  • 中心にイチゴジャムっぽい物が入ったほんのりレモン風味のババロア

の4種類。

人数分のケーキを出してくれないアフタヌーンティーも多い中(もやっとします)、きちんと1人1つのミニケーキがありました。

私達3人とも、タルトとバラ型のババロアがお気に入り。

バッテンバーグケーキは伝統という事であちこちのアフタヌーンティーで出てきますが、未だにおいしさが良く分かりません…。笑

 

アクセス・値段・ドレスコード

 

アクセスと営業時間

ロンドン中心部にあるのですが、駅がどれも微妙な距離。
高級ホテルは車やタクシーで来る人が多いのでしょうか。
バスならもう少し近くまで行けます。

最寄り駅

  • Hyde Park Corner(Piccadilly)徒歩約7分
  • Marble Arch(Central)徒歩約10分
  • Green Park(Jubilee, Piccadilly, Victoria)徒歩約10分

 

アフタヌーンティーの予約は、

月~木が午後1時から午後6時、
金~日が午後1時から午後5時半

の時間で取れます。(細かい時間刻みがあるので公式ページをチェックして下さいね。)

 

値段

気になるお値段は、£58+サービスチャージで1人約£65(トラディショナル)からとかなり強気!

季節ごとに特別アフタヌーンティーなどもあり、そちらはまた値段が変わってきます。

種類や値段など、詳しくは公式ページにて。

 

ドレスコード

席の雰囲気。

ドレスコードはスマートカジュアル

公式ページには野球帽やビーニー、ダメージデニムやスポーツウェア、運動靴、ビーサンや短パンなどを避けるように書いてあります。

きちんとした身なりで行くとサービスの質が上がる傾向はどこでもあるので、
少しだけドレッシーで清潔感のある恰好で行くのが良いと思います。

ちなみに私達は夫がチノパンにカジュアルなYシャツ+ジャケット、私がワンピースにカーディガン…という、ちょっといいディナーに行く位な服装でしたが丁度良く場に馴染みました。

周りを見るとパーティーがあったのか豪華なカクテルドレスのグループがいたり、はたまた迷彩柄のジャージ風のセットアップを着て闊歩している男性なども居て(さすがにこれは背景と馴染まな過ぎて場違い感がありましたが)、割と自由な感じです。

 

 

個人的な感想

 

私が最初に頼んだお花のブレンド。とってもいい匂いだし食べ物とも合いました。

サービスはとても愛想が良くスムーズで良かったんですが、
私のお茶(ガラス容器ですぐ見える)がなくなった時はすぐ取り換えてくれたのに同行者2人のお茶の具合(陶器なので中が見えず)は一度も聞かなかったので、少しムラがあるな~と感じました。
(お茶のおかわりは自分から申告すればすぐに対応してくれると思います。別のお茶を頼んでも追加料金なし。)

 

料理はどれも普通に美味しかったし場の雰囲気もとても良かったので楽しい時間を過ごせましたが、
正直サンドイッチもスコーンもケーキもどこか惜しいというか、他より高い値段に見合うだけの突出したものを感じなかったので(ジャムは素晴らしいですが)これなら他の£50前後のアフタヌーンティーに行くかなぁと感じました。

 

特定の日に豪華なアフタヌーンティーに行きたくて、他のが予約取れない…」という場合や、

ゴージャスなお部屋の雰囲気を楽しみに行きたい」なんて場合は全然ありです。

 

あとは、お茶のラインナップが所々珍しく面白いので、普通のお茶に飽きた方にもおすすめ。
お花のブレンドはとてもいい匂いで幸せになったし、夫の友人が頼んだスパイス入りのお茶はミルクで淹れてくれてチャイのようだったり。私は試し忘れたんですが柚子ウーロンなんていうのもあって美味しそうでした。

 

上のちょっと辛口な感想はあくまで「値段の割に」なので、少し高い事に目をつぶれば素敵なアフタヌーンティーの時間を過ごせる場所だと思います。

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