世界遺産、キューガーデンの年間パス(その1)
ロンドンの南西にある王立植物園、Kew Gardens。
本当に色んな植物があってとても一日じゃ見られないし、敷地も広大なので歩き疲れてしまいます。
もう少し気軽に行きたいなぁと思っていた所、Friends of Kewと呼ばれる年間パスが結構お得だったので購入してみました。
3記事に分けてご紹介します。
キューガーデン(Kew Gardens)って?
沢山の植物が溢れる世界遺産
2003年にユネスコの世界遺産として登録されました。
元は宮殿付属としても機能していた事のある庭園ですが今は植物の研究施設で、本当に様々な珍しい植物に溢れています。
広大な敷地には四季折々の花や木々があり公園のようにも楽しめるし、
複数ある温室では、普段目にする事のない熱帯地方などの珍しい植物を見る事も出来ます。
いくつかある建築物も面白く、一番有名なのがPalm Houseですね。
ヴィクトリア朝建築という事で形は美しいんですが個人的には薄汚れた温室というイメージが強く、ガラスを掃除しないのかなと思ってしまいあまり感動はしませんでした…。鉄もサビてるし。
ちなみに日本の伝統的な藁ぶき屋根の民家や、4/5スケールの京都西願寺の勅旨門もあるんですよ。初めて行った時は知らずに行ったので突然現れたこの2つに混乱した思い出があります。笑
キューガーデンの歴史など、詳しくはWikipediaへどうぞ。
2006年の記事ですが、見所が日本語で紹介してあるこちらの記事もお勧めです。
アクセス
ロンドンの西、Richmondにあります。
私達は地下鉄Circle Lineでhammersmith駅まで行きDistrict Lineに乗り換え(この乗り換えは一度外に出る必要があって少し分かりにくいので注意)、地下鉄Kew Gardens駅まで行きました。そこからVictoria Gateまで徒歩5分程で着きます。
乗り換えはあちこちで出来ますが、地下鉄の場合はとりあえずどこかでRichmond行きのDistrict Lineに乗って下さいね。ロンドン中心部から40分前後で着きます。
住所やその他の交通機関を使う場合など、詳しくはこちら
私が年間パスを買う事にした理由
広すぎるし気軽に行きたかったから
冒頭に書いたようにキューガーデンはとにかく広く、移動だけでも端から端まで見ようと思うとかなり体力を消耗します。
至る所に面白い植物があってふらふら寄り道しているとなかなか目的地に着かないし、どうしても色々見逃すことに…。
もう少し気軽に「季節の花だけちょっと見に行って写真が撮りたいなぁ」とか「期間限定の出しものだけ見たいなぁ」とか思っていたのですが、入場料が安くはないので行ったらしっかり見ておかないと!と思って気構えてしまうんですよね。
あとは夫と行くなら週末なので人が沢山いるし、もう少しゆったりしてそうな平日に一人で行ってじっくり写真を撮ったりしたいなぁとか。
でも今回「The Hive」という期間限定の展示を夫も見たがっていたので一人で行くのももったいないと思って我慢していました。
家からそんなに遠くないですし、なんなら他の公園に行くような感覚で行けないかなんて思っていた所に、年間パスの存在を意識したのが始まりです。
値段が良心的
「でも年間パスなんて贅沢かなぁ、インドア派だからめんどくさくなって思ったより行かないかもしれないし…」と思っていた私。未練がましく年パスのページを読んでいたらかなりお得な事に気付きます。
普通に買うと大人一人£15.50(事前にオンラインで買えば£14)ですが、個人用の年間パスは£72、Direct Debit(口座引き落とし)で決済すると£10引きで£62です。
これだけだとまだ迷う所なんですが、ポイントは家族を一人連れていける所。
つまり私達が夫婦で2回行けば元が取れてしまうんですね。
元々1回は「The Hive」の期間中に2人で行くつもりだったので、あとは私1人でも2回でOK。
最低でもワンシーズンに1回は行きたいなぁと思っていたのでこれなら余裕で元が取れる…と迷いが消えました。
このように「とりあえず元が取れそうだからいいや~」位の軽い気持ちでFriends of Kewになった私ですが、
届いた案内などを見ると色々特典があって更にお得感満載です。
具体的な年間パスの特典、種類と仕組みについては、次の記事へどうぞ。
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