世界遺産、キューガーデンの年間パス(その2)
さて、なんだかちょっとややこしいKew Gardensの年間パス、Friends of Kewの特典と種類を見て行きましょう。
(キューガーデンについてと年間パス購入の動機をまとめた前回の記事はこちら。)
キューガーデンの年間パスの種類と仕組み
(以下は2017年8月現在です。最新の情報はこちらで。)
特典
共通の特典としては以下があります。
- キューガーデンへの無料アクセス(一般は£15.50、事前に買うと£14)
- SussexにあるWakehurstへの無料アクセス(一般£12.50)
- Kew内ショップの商品とイベント会場のレンタル(ディスカウントは月~木のみ)が10%オフ
- 一部の講演やコース(子供向けなど結構沢山あります)が5%オフ
- 人気のイベントへの優先予約
- メンバー向けの”behind the scenes”イベント
- 年3回のKew Magazineの発送と、そのデジタル版への無料アクセス
- UK内の特定の提携庭園(リストはどこだ?)への無料アクセス
さらに夏季のみですが、早朝に早く園内に入れる特典もあります。
キューガーデンの開園は10時ですが、5月~9月まで8時から10時の間に入れるようです。(詳しくはこちら)
この事は知らずにメンバーになったのですが、写真を撮るのが趣味なので人の少ない園に入れるのは嬉しい特典です!
ただ私は夜型人間なのでまだ試していません…笑
パスの種類は4つ
名前がなんだかややこしいので最初少し迷ったんですが、4つの違いは同時に誰が何人入れるかのみです。
誰と行くか、子供の有無などで決めましょう。
Individual Friend
個人や子供のいない夫婦などはこちら。私の買ったのもこれです。
費用は年間£72、Direct Debit(口座引き落とし)で支払うと£10安く£62で買えるのでお得です。
(ただ2年目も自動で更新されてしまうので注意)
カードに名前の載った本人と、もう一人”adult family guest”を一緒に連れて行けます。
“Family guest”の定義としては、「配偶者、シビルパートナー、一緒に住む(未婚の)パートナー、きょうだい、直系卑属、尊属」との記載があります。
私達が行った時は特に夫の身分証を求められたり関係性を聞かれたりなどはしなかったので、友人でも入れるかもしれませんが保証はありません。
Individual Family Friend
こちらは子供のいる家族向け。
費用は年間£79、Direct Debitなら£69です。
カードに名前の載った本人と、もう一人の”adult family guest”、そして子供を4人まで連れて行けます。
上の大人用と£5しか違わず凄くお得な感じがするんですが、もともと子供の入園料は安く、
4歳以下は無料、4-16歳は£2.5なので、どれくらい頻繁に何人の子供を連れて行くかなども考慮に入れる必要がありそうです。
Joint Friend
さぁさらにややこしくなっていきますよ。
こちらは夫婦で別々に行きたかったり、家族の多い人向け。
費用は年間£100、Direct Debitなら£90です。
カードに名前の載った同一住所の大人2人と、各1名の”adult family guest”を連れて行けます。つまり最大で大人4人。
ポイントは同じアドレスに住む家族が2人、それぞれメンバーシップを持てる点ですね。
入園にはカードを持つメンバーが必ずいないといけませんから、
一緒に住む2人が別々に行きたい場合はそれぞれがメンバーシップを持っていないと不便です。
Jointにすれば別々にメンバーシップに申し込むより£30お得です。
もしくは両親と同居している場合など、3人以上で一緒に行くことが多いならこちらがお得ですね。
Joint Family Friend
ここまで来ればもう分かりますね、上のJointの子供ありバージョンです。
費用は年間£109、Direct Debitなら£99です。
カードに名前の載った同一住所の大人2人と、各1名の”adult family guest”、そして各4人まで子供を連れて行けます。
最大で大人4人、子供8人。大家族!
さて、最後に実際にどんなカードが届くのか、入園の方法などは次の記事へどうぞ。
メンバーシップについてのページはこちら
メンバーにならずにキューに行く場合はこちら
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